美しいサッカーを求めて -FCバルセロナ-

バルセロナの過去・現在・未来について

バルセロナのサッカー -今後何を目指せばいいか-

バルセロナは過渡期を迎えようとしている、そして迎えなければいけない状況に置かれている。

さぁどんなところを目指すべきなのでしょうか?

いくつかの場合に分けて考えてみよう。

 

1.ポストメッシ

2.バルサの哲学を蘇らせる

3.全く違うサッカー

 

1.ポストメッシ

無理

 

2.これが一番現実的なのかなという気はします。

ただこれも基本的に二つの場合にわかられると思います。

 

(ⅰ) メッシ、スアレスがスタメンをキープしている間に改革を始めるのか

(ⅱ)メッシ、スアレス引退後に始まるのか

 

今のバルセロナにその哲学はほぼ無くなってしまっています。それもこれも以前から書いているように、守備を全くしないスアレス、メッシ、そしてその2人に悪い意味で助けられたバルベルデという悪循環が引き起こしてる問題な訳です。

 

哲学を蘇らせたいと思う人は多いでしょう。

 

クライフ以降伝統の4-3-3で前からのプレス、中盤でのボール支配、トータルフットボールを目指し、クライフの意思を継ぐ人物たちによって引き継がれてきたバルセロナ 。それが今完全に無くなろうとしている、、

 

メッシという神の子が起こしているさまざまな革新や業績は、目を見張るものばかりだがその対価は相当大きいものがあるのではないでしょうか?

 

ⅰ メッシ、スアレスがいる間に改革を始める

先ほど述べたバルセロナのスタイルを確立するためには高い位置でのボール奪取は必須となる、今のバルセロナにおいてスアレス、メッシが守備をしないためそれは不可能に近い、特にCLなんかの強いチームとやる場合、後ろからのプレスがなければ簡単に1列目2列目にパスを通され失点につながってしまう。

 

今の監督はメッシ、スアレスに助けられた恩恵から彼らをスタメンから外すことはないだろう。

パスを回す中盤を支配し、ボールを敵に渡さない。バルセロナの哲学を叩き込まれたカンテラーノは

守備を引いて守ることはそこまで得意とはしていない。つまり、引いた守備を考えることはカンテラーノを使えなくすることにつながる。

前々回で述べたスアレスのことを考えるのなら、彼を切る以外方法はない。

メッシに関しては守備をしない以上の価値がある。

以前ほどではないが、それでも守備しないという枚数を一枚減らすことで前からのプラシングはある程度やりやすくなるだろうし、カンテラを使うことにつながっていくが、今の監督のままでは確実に無理だろう。

 

結論こちらはメッシ残し、スアレスぎりである

 

ⅱメッシ、スアレスが抜けた後に作る

これではメッシ、スアレスレスのような形で1.2シーズンはタイトルなしのチームが作られてしまう可能性がある。ただ、今後のバルセロナの未来を考える際にはとても良い状況が生まれるだろう。リキ、アレニャなどのこれまで期待されていた選手をトップチームに引き上げたり呼び戻したりし、もう一度最初から(メッシ抜きでバルサスタイルの)チームを再構築することができる。

どうしてもメッシという絶対的存在が長いこといたバルセロナは彼抜きのサッカーを考えるのはかなり難しいと思ってる。

 

 

さらにどうしてもメッシがいる間に3冠をもう一度どうしても獲りたいと考えているフロント人も少ないだろうし、自分もその1人。それを考えるとおそらくスアレスももう少しの間スタメンを継続するだろうそして、選手獲得なんかもそのスタイルに合った人選をしてくると思う。

 

クラブの未来を考えるのならメッシ、スアレスがいてもバルサスタイルを取り戻すためにも彼らを切る選択も必要だが、今後メッシのような選手が出てくる可能性のほうが低い現在、彼のためのチームづくりをするのならバルサスタイルを取り戻すのは彼らが引退した後になっても仕方がないのかもしれない。

 

3.全く違うサッカー

却下